THE ALFEE~41年ぶりのステージに衝撃を受けた夜

ジョイアロンについて

少し前の話になりますが、2024年の年末は久しぶりに実家に帰省し、家族と一緒に紅白歌合戦を観て過ごしました。
その中で、強く心に残ったミュージシャンがいたんです。

それは、紅白初出場のB’z…ではなく、なんと41年ぶりに紅白の舞台に立った THE ALFEE(アルフィー) です!

私は1970年生まれ。中学生の頃、「メリーアン」や「星空のディスタンス」が大ヒットしていた頃、アルフィーは音楽番組『ザ・ベストテン』などにも引っ張りだこでした。

当時はチェッカーズやCCBといったグループも人気でしたが、アルフィーは少し年上の“硬派な大人のバンド”というイメージがありました。

音楽はハードロック寄りなのに、メロディはどこか歌謡曲っぽくて耳なじみがよく、当時の私にもすっと入ってきたんですよね。

後にBOØWYなどのロックバンドに夢中になるのですが、思えば私の“ロックとの出会い”はアルフィーだったのかもしれません。

「星空のディスタンス」は、テレビドラマ『無邪気な関係』の主題歌でもありました。

夜10時から放送されるちょっと大人のドラマ。三上博史さんが好きで、親に内緒でこっそり観ていたのを思い出します。

そんな思い出の曲が、紅白の舞台で再び聴けるなんて―本当に胸が熱くなりました。

紅白のステージで披露された「星空のディスタンス」。
桜井さんのハイトーンボイスは当時と変わらず、高見沢俊彦さんの光る重たそうなギターも健在。さらには、坂崎さんの穏やかな笑顔とコーラスワーク…。

あの頃と何も変わっていないようでいて、むしろ進化しているような、そんな不思議な感動がありました。

70歳を超えてなお、あれだけのパフォーマンスを見せてくれるなんて、本当にすごいことだと思います。
昭和世代には懐かしく、令和世代には新鮮に映る。そんな存在が、今また注目されているのも納得です。

年明け、地元の同級生と久しぶりに話したときも「紅白のアルフィー、カッコよかったね!」と意気投合。
その友人が、愛知県で行われるアルフィーのライブに申し込んだと聞いて、私もいてもたってもいられず関東の会場を探しました。

見つけたのは「大宮ソニックシティ」の抽選受付。
「当たったら仕事、早退しないと…」なんて考えながらワクワクして申し込んだのですが、結果はまさかの落選。岐阜の友人も外れたそうです。

アルフィー、ここにきて大人気です!

思うに、昨年のデビュー50周年で改めて注目が集まったこと、紅白での圧巻のパフォーマンスがSNSなどでも話題になったこと、そして私のように“再びその魅力に目覚めた世代”が動き出したことで、チケット争奪戦が起きたのではないかと思います。

今回は残念ながらライブ参戦は叶いませんでしたが、諦めるつもりはありません。
70歳を超えても全力でステージに立ち続ける3人を、この目で観る日が来るまで、しつこいくらい申し込み続けます。

「星空のディスタンス」を聴くたびに、あの紅白の夜、そして中学生だった自分の記憶がよみがえってくる―
音楽の力って、本当にすごいですね。

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