手取り20万円の独身1人暮らしの派遣社員はどこに住むべきか?

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東京都内で家賃5万円は有りなのか?

手取り月20万円の節約生活でも、東京都内で文化的で豊かに、また健康的に不自由なく暮らすことは可能です。

多くの女性が『家賃の高い東京で、月20万円での一人暮らしは難しい』と考えるのかを理解することが大切です。

それは生活する上での、「必要最低限」が解っていないからです。

自分の生活レベルを考える際、まずは必要最低限の基準を明確にし、そこから徐々にランクアップしていく視点が大事です。

たとえば、部屋を借りる場合の必要最低限の条件として、「ある程度清潔で、防犯上問題がなく、電気や水道等のインフラが整っていること」を基準として、自分が絶対に譲れないポイントだけをグレードアップしていきましょう。

最初から、駅から5分以内で新築マンションのフローリング25㎡以上の部屋で、トイレとバスが別々で、オートロック付という理想的な条件で選び始めるのは避けてください。

加えて、注意が必要なのは、一般的に思われている『一般的な住居モデル』が、実際にはかなり高い基準であるという事です。

上記のような基準の賃貸マンションは現在だと月12万円以上は必要となります。

とても月20万円の生活費では暮らしていけません。

本当の意味での最低限とはどのラインなのか?

このラインをしっかりと考えることが、少ないお金でも豊かに暮らすコツです。

具体的な金額で言うと、家賃は月5万円以内が理想的です。正直、東京都内では月5万円の賃貸はかなり厳しいラインです。

一般的に5万円程度の物件は以下のような特徴を持っています。

  • 築年数はこだわらない。築30年ほど
  • ワンルーム 13㎡〜20㎡
  • バス・トイレ一体型のユニットバス
  • 1口コンロの簡易キッチン 
  • 駅から徒歩10分以上

上京して最初にひとり暮らしを始めたときは、どうしても新築が良かったので、新宿駅から中央線で40分くらいの日野駅という駅の近くで部屋を借りました。

新築で駅から徒歩5分、1階の角部屋でした。木造モルタルのアパート、フローリングで17㎡、ユニットバス&簡易キッチン、家賃は49,000円でした。

ちなみに20年以上経過した現在は 家賃35,000円だそうです。

その後、中野区に引っ越しましたが、築年数にこだわらなければ5万円台の賃貸物件は複数あります。外壁は古くても内装はリフォームされているので問題なく暮らせます。

現実的にこのあたりが、健全に暮らせる必要最低限になると思います。

また、家賃5万円というのは、手取り月20万円の人であれば25%の支出にあたります。

老後資金のことを考えると家賃の上限は25%ぐらいが適切だと思います。

将来の不安を抱えながら暮らすよりも、自分の年収に見合った身の丈にあった部屋に住むことの方が、思ったより快適に感じられます。

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