最近、朝のルーティーンを少し変えました。
長年「朝は食べない派」だった私が、朝ごはんを食べるようになったのです。
そもそも朝は食欲がなく、無理に食べると胃が重くなる感じがして避けていました。食べないことで内臓を休ませるという考え方にも共感していて、「朝食抜き生活」は私にとって自然な選択でした。実際、ギリギリまで布団でぬくぬくしていたいという気持ちも大きかったのですが(笑)
けれど、最近ふと思ったのです。
「このままじゃ、私の“便意”が完全に忘れられてしまうのではないか」と。
というのも、私はずっと便秘体質。子どもの頃からスッキリしないのが当たり前で、大人になっても劇的に改善したことはありません。肌荒れも気になるし、体にいいとされる食生活はいろいろ試してきました。
「粗食のススメ」や「マクロビオティック」、「菜食生活」や「断食」まで、興味のあるものは一通り。腸を整えるために、玄米を主食にしたり、肉を控えたり、ヨーグルトやキムチ、納豆、バナナなど腸にいいと言われるものを積極的に取り入れてきました。
平日のランチには、スープジャーに具だくさん味噌汁を持参し、夜はもち麦入りごはんと発酵食品を中心にしています。
それでも根本的な解決には至らず、現在は医師に処方された酸化マグネシウムを飲んで、週末にまとめて出すような状態です。
特に気になっているのが、「便意を感じなくなった」こと。
これは「直腸性便秘」と呼ばれるタイプの便秘で、便が直腸まで降りてきても、うまく脳に信号が伝わらず、便意を感じないというものです。
便意がないのでトイレに行くタイミングもつかめず、気づけば何日もお通じがない。
お腹は張って苦しいのに出ない、という悪循環です。
直腸性便秘の改善には、生活習慣の見直しや排便リズムの再構築が重要だと言われています。その一環として始めたのが、「朝ごはんを食べる」ことでした。
実は先週の土曜日、朝食を食べた後に久しぶりに自然な便意を感じたのです。
それがとても嬉しくて、「もしかしてこれがカギかも?」と思い、平日も朝ごはんを食べるようにしてみることにしました。
本当は朝から納豆ごはんを食べたいところですが、食欲がわかないので、今は市販のマフィンにバターを塗って食べています。
まだ始めたばかりですが、少しずつでも効果が出て、長年の便秘が改善されれば嬉しいなと思っています。
便秘の原因やタイプは人それぞれ。ネットの情報に振り回されがちですが、自分の体とゆっくり向き合いながら、生活の中でできることを見つけていくのが大切だと感じています。
朝ごはんひとつとっても、体に新しい刺激を与えるきっかけになるかもしれません。
効果が出てきたら、またお知らせしたいと思います。
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