会社を辞めよう

仕事について

販売職でうつ病になり退職したジョイアロンの体験談

デザインを学びたかった私は、高校卒業後にファッション系の専門学校に入学し、卒業後にあるアパレルメーカーに入社しました。
接客も得意でしたしファッションも好きでしたので服飾販売の仕事は天職だと思っていました。
入社当初は好景気だったこともあり、毎年売上予算を達成してとてもやりがいを感じていましたが、数年後に店長を任されるようになってからは様相が変わりました。
日々の売上ノルマに加えスタッフ管理、取引先である百貨店との交渉など、常にストレスと不安感をかかえるようになりました。
巷ではファストファッションが流行り、依然と比べ百貨店でお買い物をする方は年々減り続けていました。
仕事中はもちろん、家に帰ってからも休みの日も、常に明日の売上の事が頭を離れず、何が楽しくて生きているのか解らない辛い日々でした。
自分なりに努力を重ねたのですが、売上も上がらず、体調も気分も優れず、ある日息がうまく吸えない事に気づき精神科を受診しました。
初期のうつ病でした。その後会社の産業カウンセラーに相談、1か月休職、復職しましたが症状は改善せず10年務めた会社を退職しました。
あらゆる薬を試したり、たくさんのメンタル改善の本を読んだり、アロマテラピーやヨガなど良さそうなことは片っ端から試しても全く改善しなかったうつ病ですが、会社を辞めたとたん嘘のように治りました。
普通に呼吸も出来るようになり、よく眠れるようになりました。
一番驚いたのは、無職にも関わらず未来に希望が持てるようになったことです。
長いトンネルの中からスパっと抜け出せたような清々しい気持ちでした。
辛い仕事を辞めることで得たものは
精神的・身体的な健康の改善
ストレス軽減: 辛い仕事から解放されることで、ストレスが大幅に軽減されます。
休息時間の増加: じっくりと休む時間が増え、心身のバランスを整えることができます。
気持ちに余裕が出来て新しい事に挑戦しようとする意欲が湧いてきます。
新しいスキルの習得: 自己啓発や新しい分野の学習に時間を割くことができます。
キャリアの再考: 自分の適性や希望に合った新しい仕事を探す機会が得られます。

自分で言うのは恐縮ですが、うつ病になる人は責任感が強く真面目で几帳面な人が多いです。
その結果、自分の限界を超えて仕事や責任を引き受ける傾向があると思います。
これからまた新しい仕事にチャレンジしても、必ず成功します。
今辛いと思っている仕事だけが、あなたの仕事ではありません。
辛くて嫌な仕事はさっさと辞めることをおすすめします。

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