ミニマリストの一人暮らし

ライフスタイル

シンプルで豊かな生活を楽しむ方法

かれこれ、16年以上、ミニマリストとして必要最低限の物で生活するようにしています。

きっかけは、37才の時にワンルームマンションを購入したことです。

引っ越しの際に出来るだけ荷物を少なくするために、かなり思い切って収納家具や上京時に持参した思い出の品、結婚式の引き出物などをばっさり処分しました。

引っ越し後の住居は25㎡ほどの典型的な1人暮らし用の狭い部屋ではありますが、限られた必要なモノだけでコンパクトに生活することが出来ています。

物が少ないと、掃除や整理整頓にかかる時間がかなり短縮されます。また、物を探す手間も減るため、日常生活がスムーズになります。

一番大きいのは、必要最小限の物しか購入しないため、無駄な出費が大幅に削減されました。

衝動買いや過剰な消費が抑えられるため、特に節約しているつもりはなくても月々の貯金も増えていきます。

現在は『物を購入したい』という気持ちよりも、『このスッキリした状態をキープしたいので、物を増やしたくない』という気持ちの方が大きいです。

この状態を保つために心がけている点は、所有物の把握と定期的な見直しです。

まず、自分がどれだけの物を持っているのかを把握します。今週はクローゼット、来週は靴箱など、場所を決めてチェックします。

全ての物を収納箇所から出して、ひとつひとつ

必要: 日常的に使用する物

不要: 使わない物

保留: 迷った物(後日再評価)

に分別します。不要な物は捨てるか、フリマアプリで売るなどして処分します。

ただし、フリマアプリも出品するのに手間と時間がかかりますので、捨てることが多いです。

音楽を聞きながら、動画を見ながら、だらだらと要、不要をチェックするようにしています。

あまり気合を入れすぎると、めんどくさくなってしまうので、月1くらいの思い立った時に掃除も兼ねて行っています。

実は引っ越しと同時に転職もしています。以前は百貨店で婦人服を販売する販売員でした。

立ちっぱなしで夜の9時半までの勤務、常に接客と売上に追われる毎日で体力的にも精神的にも疲れ果てていました。帰宅後は掃除する気力もなく、休日も整理整頓はおろか洗濯するのすら重労働に感じていました。

その頃の家の中は、私の精神状態を反映すべくかなり荒れていて、使わないものが溢れて、混沌としていたと思います。

引っ越しがきっかけになりましたが、仕事や住む場所を一旦リセットしてそれまでの自分を振り返ることが出来たということは、当時の私にはとても大きかったと思います。

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